まめちニュース

地方の観光地化と地元の一般人

      2015/11/12





地方の観光地化

当事務局支部のある某地方都市に新幹線が開通し、観光地化の波が押し寄せている。これまで地元の人向けだった路面店やデパートに観光客向けのテナントが溢れ返り、同様に溢れ返る観光客の方々を迎え入れている。いつまで続くかはわからぬが、ひとまず観光地化は成功したといっていいだろう。しかし、である。

観光地化と地元民

そうしたなかで、それまでかの地で暮らしていた観光業とは無縁な人々は行き場を失いつつある現実がある。昼下がりに一服していた軽食屋には長蛇の列ができ、八百屋は土産物屋に変わった。






元来、当地域は何十年も前から暮らしている人の多い地域で、高齢の方も自然と多くなっている。にもかかわらず、近所の八百屋や魚屋そして肉屋は閉店し、徒歩圏内にあるのは観光客向けの店ばかり。魚が美味い地域とあって、有名な市場も街中にあるが、これまで市民の台所として親しまれていたその場所は、いまや観光地化し、観光ルートにも堂々とあがっている。もちろん、価格も観光地価格となった。


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一方で、環境産業に携わっている人々は大喜びである。呼び込みなどせずとも人が押し寄せ、特に昔ながらの景観を有する区画の飲食店は、それまでの閑散としながらも地元民に愛されてきた景色を失い、ザ・観光地の様相だ。

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この観光産業に携わっている地元の人々と、ただ普通に暮らしている(特に観光地化から得るもの無い)人々の間には、大きな温度差が感じられる。

前述の八百屋や魚屋そして肉屋など、住宅街に点在し、特に高齢者の方の日常を支えてきた店々の閉店については、営業努力をしないからだという声もあるだろう。だが、(今では家賃や土地代のすっかり上がった)景観保護地区に出店しているところでは助成(金銭だけを指すものではない)が行なわれる一方で、それ以外のほとんどを占める住宅街に出店している店については、ほぼ助成は行なわれていない。

観光と名のつくものには、行政や青年会議所が宣伝を含め大きくバックアップしている。景観地区に入らない商店街への助成もあるが、そうしたところはもともと若い層が往来する場がほとんどで、セレクトショップや若者向けの雑貨屋などが助成金を目当てに開店しはつぶれて去って行くことが繰り返されている。

観光地化は、大きな税収をもたらすだろうし、確かに一見すると、以前に比べて街は活気に溢れているようにも見える。しかし、その一方では、観光地化の恩恵を受けるどころか、「観光地化」と縁の無い、地元民の日常を支える店を失い不便さを嘆く昔からの住民の声が響いている。

観光地化の努力自体を非難するつもりは無いが、観光利権で得た富を、元来の一般的な、観光地化と縁の無い、ただただそこで普通の生活を送ってきた人々と分かち合うことは不可能ではないはずだ。

観光地化と地元の一般人の温度差を少しでも減らすよう、富の分配を行政に期待したい。観光地化を進めてきた、観光地化の恩恵下にある資本家やその団体にも「ちょっとした優しさ」を求めることは、資本主義の競争社会にあっては生ぬるい考えかもしれない。だからこそ、大金を動かしている行政に期待する。


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